火曜日, 3月 22, 2016

島田荘司著「異邦の騎士」、記憶を喪失した青年の身に迫る様々な危険と向き合い必死に生きて行く姿がこの本にある。人生と愛儚くも何故か思い出して微笑むような人生の谷間に咲く一輪の花のような。著者の初作の本書は、プロットといい文章の力強さといい申し分ない出来だ。


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