火曜日, 1月 03, 2017

エマニエル・トッド著「問題は英国ではない・・EUなのだ」フランスの有名な歴史学者でもあり人類学者でもあるトッド氏の来日に際しての論説集である。英国のEU離脱から、自国フランスは下より中国・日本・EU・英国と幅広い見識と歴史観は今日の各国の社会情勢を検討する際極めて重要な意見だ。日本については、地政学的にもロシアとの友好を最優先課題としアメリカに対しては世界の警察の立場を返上した今日本も相応に軍備を拡張すべきと。また中国は大学への進学率の問題、さらに国内のGDP40~50%がインフラ投資によるものであったり、13億を超える人口の超高齢化社会へ到来、様々な国内の歪を他国に押してけるナショナリズムの発揚といった意見は至極もっともだ。


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