金曜日, 8月 04, 2017

水野和夫著「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済」、私は経済学者として著者は我国のトップランナーだと思っている。久々に著者の書を読んだ。過去の歴史を具に検証し今後の未来世界経済並びに日本の生末を提言する。化石燃料を大量に消費し、より遠くへ・より速く・より合理的にと進めてきた20世紀からの現状を変えるべきだと。ゼロ金利政策こそが現状資本主義の末期的な現象で、今後転換してゆくべきだと。プライマリーバランスを早期に達成し、緩やかにゆっくりと変換してゆくべきだと。

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