金曜日, 8月 04, 2017

P・G・ウッドハウス著「ジーヴスと封建精神」、今回は長編ものである。バーティーはジーヴスと共にダリア叔母さんを訪ねる。この家で巻き起こる様々な悲喜こもごもというべきか騒動がおこる。登場する各人物がまた世間を逸脱した道化とも称される愛すべき者たちである。作者が行間に込める何とも言えない含みを味わいながら、ウースターとジーヴスのやり取りを読むのは幸福だ。

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