土曜日, 3月 31, 2018

東野圭吾著「秘密」、杉田平介の平凡な家庭、妻と娘藻奈美との3人でのどこにでむある家庭だ。ある日長野に娘と出掛けた妻直子はバスの事故により娘の藻奈美だけ助かったという事態が発生。そしてミステリーが始まる。娘藻奈美の体に妻直子が宿るという不可思議な状況になった。平介と藻奈美の体をした直子との生活が始まる。娘、妻への愛情と父親としての人間としての嫉妬と苦悩を見事に描いている。ミステリーというより文学的作品だ。

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