日曜日, 4月 29, 2018

松岡圭祐著「水鏡推理 Ⅴ」、水鏡推理シリーズの第五弾だ。今回瑞希は文科省タスくフォーズより研究公正推進室に移動となった。移動先での様々な出来事に遭遇し持ち前の正義感とともに事件を解明してゆく。核融合炉がからむ熱エネルギーの研究開発と研究者と民間事業者との癒着と予算の要求、さらに不正な株取引にからむ事態に瑞希の追及が開始される。不妊治療から少子化さらに親子・兄弟関係についての著者の幅広い見識に感心する。

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