土曜日, 12月 29, 2018

篠田真由美著「原罪の庭」、建築家探偵櫻井京介シリーズ、この書で蒼の正体が明かされる。姉妹等親族関係の血みどろ愛憎がやがて殺人事件として表出し神代教授とともに櫻井京介が登壇する。血の繋がりが、血でもって制裁する横溝正史ばりではないが淀んだ殺人事件の真相は常套句のようだ。著者の作品は冗長性を否めないが、それでも読んで楽しい。

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