金曜日, 6月 28, 2019

山崎豊子著「約束の海」、著者の最後の作品であり当時三部作を考慮していた由。潜水艦くにしおの船務士として乗艦していた花巻朔太郎は訓練後横須賀港に寄港途中で遊漁船と衝突海難事故を起こしてしまう。艦橋に居ながら何一つ救助できなく30名もの一般市民を犠牲にした後悔の念は脳裏を埋め尽くし潜水艦乗りを辞める決心をするが、海軍中尉だった父の戦争体験に触れ思い直し再び自衛隊に留まる決意をする。国民と自衛隊さらに軍隊、装備の必要性云々さらに自衛官の生き様まで描きたかったのだろうか?

0 件のコメント: