木曜日, 11月 28, 2019

堂場瞬一著「潜る女」、刑事総務課に勤務する大友鉄は詐欺事件担当部署の二課の要請で捜査に駆り出された。捜査線上に浮かんだ美人ジムのインストラクター荒川美知留に接触し状況を探ることになった。そんな折に主犯格の男の遺体が発見された。二例目だ。捜査は俄かに緊迫の様相を呈してきた。荒川の動向は一向に犯人と接触を見せない、被害者女性が犯行を自白した。複数の詐欺被害女性らで殺害したと。刑事仲間と詐欺と殺人事件を絡ませたプロットは気が利いていて一気に読める書だ。

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