木曜日, 11月 28, 2019

堂場瞬一著「時限捜査」、東京板橋で殺害された人物を捜査する警視庁の神谷、その頃大阪では万博公園内の太陽の塔のほか4、5か所で爆発騒ぎがあり警察官が駆り出された。しかし事態は深刻で大阪駅に籠城した犯人が人質を取り立て籠もるという事件が発生、神谷と同じ特命班で活躍した島村が梅田署で署長をしている地域でだ。籠城は数十時間に及び焦りが警察側にも見られた。その頃捜査していた神谷の情報により籠城犯の氏名が明らかになった。いよいよ最終段階になり府警の宣伝頭、射撃の選手下倉の出番となった。東京と大阪を結ぶ犯罪と籠城の緊迫感の描写は圧倒的だ。

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