IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
水曜日, 4月 18, 2012
網野善彦著「日本社会の歴史」上巻を読んで。
古代より9世紀、平安初期までの日本社会の歴史だ。中学での教科書で学習した歴史と大きく異なる点に気付く。国家が形成される以前から中国大陸と朝鮮半島との倭の国としての日本が頻繁に交流を続けていたという歴史的事実である。関西を中心にさらに東北地方を巻き込み国家の形成が進展し9世紀には仮名文字も生まれ京都は本格的に都市化し仏教も広く普及する。
柏井壽著「極みの京都」を読んで。
京都を極めるとは、普段着の京都を訪ねることだという著者の京都入門の書だ。名所旧跡から宿、食とこの書を片手に京都を散策したい気分にしてくれる。御所に出入りする菓子匠が、東京に移転とともに京都の茶の菓子へ多くは転身した。そんな京菓子のルーツと現在の四季折々の京都の和菓子を訪ね歩きたいと思う。
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