IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
木曜日, 1月 29, 2015
アンリ・ルソーなる画家の「夢」という絵を題材に物語が進展して行く。虚空なコレクターであるバイラーに真贋の鑑定を依頼された二人がバーゼルに向かう。ルソーの伝記を読みながら7日間で講評するという仕事だ。様々な伏線を用意して物語は、生ける情熱を描き上げる。
日曜日, 1月 25, 2015
感動するミステリーではないが、古典的傑作といった感じ。
ありふれた題材を元に、これほど人間の心理、悪魔的内面に迫る、本書はまさに傑作だ。悪の心理を全て曝け出すという何とも読後に残る感情は特別である。
水曜日, 1月 21, 2015
「白夜行」は、文庫本で850ページにも及ぶ長編ミステリーだ。幼い時に受けた傷をそのまま引きずり20年にも及ぶ男女のそれぞれの人生を描きかつミステリーとして仕上げられた本書は、まさにミステリー大賞だ。ところどころに人生の移ろいを感じさせる部分があり楽しく読んだ。
月曜日, 1月 12, 2015
工場経営者チャールズは、資金繰りに窮し伯父に融資を依頼するが。。。完全犯罪を計画し殺人に及んだチャールズの犯罪は見事に看破される。少し冗長さは否めまいが、完全犯罪を紐とく楽しみを味わえる作品だ。
ミステリーの古典的名作だといわれる。ブラウン神父が活躍するミステリー短編集だ。各章プロットはまずまずだが、少しページ数が不足している感がある。
金曜日, 1月 09, 2015
ある日の誘拐事件から始まるこのミステリーは、読者の期待を大きく裏切り展開してゆく。誘拐された女アレックスが、加害者となり次々と殺人を繰り返す。だが、その犯人アレックスは最後に殺害され、その過去が明らかにされてゆく。
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