IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
金曜日, 5月 30, 2025
アンソニー・ホロヴィッツ著「死はすぐそばに」、ロンドンはテムズ川そいの高級住宅街リバービュークロースここに6件家があり住民同士は互いに仲良く生活していたが、新しい住民が越して来たところから俄然住民同士が騒がしくなり滔々殺人事件にまで発展した。例によってホーソーンが駆り出され捜査を開始し犯人は簡単に特定できたがそれだけでは終わらなかった。最後は驚くべき真実が判明、冗長性は否めないまでもさすがホロヴィッツという感じで面白く読んだ。
文芸フェスで招待されたホーソーンとアンソニーはトークショーを終了後に殺人事件に出会した被害者は地元の名氏であるメジュラーとさらに婦人のヘレン早速地元警察と協力して捜査に乗り出した。怪しいと思われた容疑者は消え最後に判明したのは意外な人物だった。アンソニー・ホロヴィッツ著「殺しへのライン」、
アンソニー・ホロヴィッツ著「ナイフをひねれば」、峻烈な劇評価で知られる女史が刺殺された、折下アンソニーの「マインドゲーム」という公演中でありしかも贈り物として頂いたナイフで殺害されたという最悪の結果となった。アンソニーへの警察の追及が始まりどうすることもできない窮地に立たされた。こんな時に頼るのは探偵のホーソーンしかいないホーソーンの捜査が開始され結果は過去に起こった殺人事件の関与からという事実だった。
井上夢人著「プラスティック」、まさに読者を翻弄する一冊だ。殺人に絡む関係者の証言記録が次々に展開され犯人と目される証言の内容が支離滅裂に右往左往し翻弄され最後には何がなんだかわからないままで読了。こんなにも複雑なロジックは前代未聞のミステリーだ。
白川尚史著「ファラオの密室」、古代エジプトを巡る人間ドラマである。上級神官であるセティは墳墓の崩落により命を落とし冥界へしかし冥界での審判に心臓が欠けていることを指摘され再び現実へ戻り欠片探す必要があった。この辺りの古代エジプトの死生観が出ている。ファラオと神官と警察隊そして人民と入り乱れ錯綜する社会でも人間の真そして愛を描いていく。
夕木春央著「方舟」、6人の男女が森の中で到達したのは、古い地下に埋まる三階建ての建築物だった。地下一階、二階には十数の部屋がありまた倉庫や機械室があり地下三階は水で埋まっていた。それぞれが探索して眠りについたが、地震で目が覚めた同時にこの建物に入ってきた蓋が大岩で塞がれてしまった。この異変を境に殺人事件が発生し疑心暗鬼に陥った面々は次の殺人に」遭遇さらに次の殺人へと連鎖してゆく。果たして犯人は?。最後にはどんでん返しが待っている。
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