IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
日曜日, 11月 08, 2009
エラリー・クイーン著「フランス白粉の謎」を読んで。
今月も、まずクイーンの作からだ。とある百貨店で殺人事件が起こった。クイーン警視と息子のエラリーが捜査にあたる。名声を得てから、2作目だという。ストーリーは、単純だが読者を悩ます様々な物的証拠を提供しつつ読者に挑戦するクイーンの姿勢は、これまでの著作と変わらない。これらのプロットを押さえつつ、創造的推理による連鎖を紐解く著者の類い希なる頭脳にただ感心するばかりである。
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