水曜日, 10月 10, 2012


16世紀半ば、舞台は上州は上野国(現群馬県)地元を舞台にした時代小説で近隣の地名があちこち出てきて楽しく、こんなにも城があったのかと驚かされた。上州西部にあった箕輪城主長野信濃守業政(なりまさ)の物語である。甲斐の武田晴信(後の信玄)に度々来襲を受けその度に知恵を尽くして箕輪城を守り抜いた武将業政の上州人としての気骨・気質は読者に清涼感を齎してくれる。


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