木曜日, 1月 07, 2016

下巻も700ページを超える大作だ。上巻で連続誘拐殺人事件の犯人は、既に判明しているが、下巻は犯人を取り巻く遺族やら刑事やら様々な関わり合いのある人間の心理描写に充てられている。こういった作品は、ディーヴァーのミステリーみたいな面白さには欠けるが、最後までページを繰らせる迫力を持っている作品だと思う。


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