IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
土曜日, 2月 27, 2021
京極夏彦著「邪魅の雫」、新書版で800頁を超える超長編作だ。榎木津の叔父から依頼された件、礼次郎の嫁候補の調査に益田は立ち上がる。どうにも解明出来ない連続殺人事件が平塚、大磯管内で発生した。連続殺人事件の様相を呈しているが、独立した事件のようにも見える。そしてこの事件を解決したのは根本は探偵榎木田礼次郎だ、その解釈を務めるのは憑き物落としの京極堂中禅寺だった。女の恋心が事件の奥に潜んでいた、傑作ミステリーだと思う。
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