IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
木曜日, 1月 30, 2025
笹沢佐保著「悪女木曜日に死す」、 氷川香奈子は優雅な独身で一人逗子の高価なマンションに住んでいるTVプロデューサーの阿久津和哉とは友人である時脚本の依頼を受け彼女が作成した悪女シリーズが大幅な視聴率を稼ぎ出し評判になった。それから彼女の友人さらに彼女まで運命に翻弄される。
笹沢佐保著「志に死す」、何と豪華な小説家5による珠玉の短編集である、笹沢佐保を始め池波正太郎、藤沢周平、菊池寛、さらに山本周五郎である。男の悲しき生態を描いた感慨深い作品である。
笹沢佐保著「残り香の女」、 まず、物語の設定が破天荒である、10年前ユダヤ人から奪ったダイヤモンドその額は30億円だという。このダイヤを九州鹿児島の地下金庫へ10年後にここへとりにきて分配するという計画を立てていた。そして実際に来た5人だった。そこから東京に戻る途中次々と一人づつ殺害されてゆくといったストーリーである。
笹沢佐保著「危険な関係」、住宅会社に勤務する小利根志郎五十六歳は地方の会社に左遷され人生を見失っていたタクシーに起き忘れた自叙伝の原稿を届けてくれたのは私立女子高校生の花村絵美子だった。図らずも彼小利根はヨーロッパ旅行を計画していたそれに絵美子も同道することになった。38歳も年齢差のカップルであった。彼にはドイツフランクフルトでの家族の再会を希望していた。旅行中での彼の懊悩は頂点に達した、絵美子の直向きな愛に向くいる決断をした小利根であった。
笹沢佐保著「静かなる刑事」、久我山警察署に勤務する刑事を一人一人取り上げ事件の解決へ奮闘する姿を簡潔に物語にする短編集である。どの編も面白く読みました。
笹沢佐保著「ガラスの線路」、妻の花代は平行恋愛として二人の男と不倫していたその交際はまさにセックスフレンドとしだった。夫はフランクフルトへの出張中だった、それを好機と捉え合いも変わらず不倫を続けていた。突然不幸は襲いかかった不倫相手の一人の妹が殺害された事件で犯人が判明した、花江の夫だった。
笹沢佐保著「真犯人」、5編からなる短篇集である、様々な状況を含む発想とプロットそして最後の落としどころやどんでん返しが何とも言えないくらい絶妙である。このようなミステリーを前提とした短編集も非常に楽しく読める著者の作品である。
笹沢佐保著「溺れる女」、11編の短篇集である、各々の作品は可也の短いものもあるが全体としてミステリー感がありそのプロット、シチュエーションそして人間の心理描写といい特に女性への深い理解は著者の18番だ。
笹沢佐保著「愛姦の道」、白妙夫妻は新婚で幸せの絶頂にあった、そんな中でテレビ番組に二人で出演したことから青森のSOと名乗る人から君たちは兄妹であり直ぐに別れるべきだとの手紙だった。二人は手紙の内容に翻弄されまずは青森へとさらに神戸と真相究明の旅は続く。そして最後の旅となる三宅島へそしてどんでん返しが待っていた、女性の心理を深く理解する著者ならでわの傑作だった。
笹沢佐保著「悪魔の密会」、12編からなる短編集である、かなり短い短編もあるがそれも読んで面白いそこには独創的と思わせるシチュエーションがあり、卓越したプロットがあり人間がいて人生を考えさせてくれる面白さがあった
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