IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
火曜日, 2月 10, 2009
シオドア・スタージョン著「海を失った男」を読んで。
幻想作家とかホラー作家とか呼ばれている著者だというが、かなり内容は哲学的に分類される。「ビアンカの手」は実は愛の究極的な形を追求したのではないか。と思われる。ランとビアンカの世にも不思議な愛そして結婚、精神異常者間の愛といえばそれまでだが、実際そのような精神でなくてはなされない愛ではなかろうか。通常の人間にとっての愛というものが存在しないとも受け取れるメッセージか。
この短編集に人間の全て、愛、怠惰、人生、神、悪魔等等とスタージョンの創造力は読者を魅了してやまない。
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