兎にも角にも、四月は営業及び稼動指導で忙殺された。北海道から九州とそして東京と、好きな読書も間々ならぬ状況だった。
そんな中で、トム・ロブ・スミスの「クラーグ57」を読んだ後でウッドハウスの「ジーヴス」を読むと、何故かほっとする。主人公のヴァーティー・ウースターと従僕ジーヴスとのヴァーティーの知人・友人を回る騒動に完膚なきまでの知略を持ってジーブスが対処する。その見事さはユーモアという言葉があるとすれば、まさにこれがそうだと思わせる。世の中バカが居て利口が居て成り立つと思う。疲れた時に読むと何故か本当にほっとするのは私だけであろうか。
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