金曜日, 11月 26, 2010

ジェフリー・ディーバー著「ロードサイド・クロス」を読んで。

著者の本は、これまでほぼ全て読破している。今回は、リンカーン・ライム&アメリア・サックスシリーズではなく、米カリフォルニア州の特別捜査官であり、キネシスクの専門家であるキャサリン・ダンスシリーズ、「スリーピング・ドール」からの二作目だ。期待どおりのローラコースター的結末といい、ディーバーの真骨頂的作品として仕上がっていると思う。舞台は、カリフォルニア州モントレー、ゴルフ好きにはタマラナイ世界屈指の名ゴルフリンクスそうペブルビーチほかゴルフの聖地だ。交通事故を切っ掛けに連続殺人事件が発生し、ターゲットとなった高校生でネットゲーマーオタクと地元でブログを運営する有名人、まさにコンピュータネットワークをテーマで発生する殺人事件の捜査をダンスがキネシスクを駆使して犯人を追い詰める。事件は意外な結末へと向かう。

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