火曜日, 5月 02, 2017
トレビニアン著「夢果つる街」, カナダはモントリオールのダウンタウンで起きる殺人事件、所轄の警部補クロード・ラポワントはこの街区を何よりも愛している刑事だ。他民族国家の中でも東地区は様々な移民と言語が入り交じっている。強盗、強姦、買収、売春、麻薬、恐喝といった様々な犯罪が日常茶飯事だ。ある日三人の男性が殺害された。事件を追うラポワント警部補は必死になって犯人を追うが杳として犯人の軌跡が掴めない。様々な聞き込み調査の中で、語学学校との関連が浮上する。そこの女性経営者は警部補がかって知ったる売春婦の娘であった。事件は意外な展開へと発展してゆくが、冗長とも言える描写だが適度に期待を持たせてくれる作品だ。
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