IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
土曜日, 9月 02, 2017
藤沢周平著「一茶」、
俳人一茶の人生を描いた書だ。赤貧の中でも執拗に句を作り続ける情熱は何処から来るのか。生涯を貧困と隣り合わせに暮らした一茶はまた生涯二万句を作ったといわれる奇人天才だ。江戸から長野は信濃町の辺鄙な雪深い村に余生を求めた一茶、著者が書く一茶像は世間一般人の一茶そのものでその人生の機微が伺われて、人生とは?と考えさせらる物語だ。
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