宮部みゆき著「ソロモンの偽証 第2部 下巻」、学校内裁判の資料作りで忙しい毎日を過ごしていた生徒達の前に裁判の被告人大出の父親の放火事件から逮捕状が出た。父親が連行された地上げ屋その裏に暴力団も絡んでいるという。また森内先生も隣人の住人から襲撃を受け病院に担ぎ込まれたが幸いに意識が回復し無事だという。告発状を書いた三宅樹里は暫く声が出なかったが、法廷で証言できるやりたいと涼子に声を掛けて来た。いよいよ15日に開廷だ。しかし作者の引っ張りというか伏線を多数用意しここまでの長編に仕立てる技術に驚くばかりだ。
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