IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
火曜日, 6月 28, 2022
松岡圭祐著「新人作家・杉浦李奈の推論」、著者の新たなシリーズの第一弾を読む。ライトミステリー作家杉浦李奈を主人公とした物語だ。作中様々な作家が登場する芥川龍之介、太宰治らを引用して、今回の事件は偽作つまりコピーだ。対談での相手が出稿した書は盗作と判断され著者が殺害された事により李奈がドキュメンタリーとして疑問を追いかけ結果として捜査する形になった。プロットの本筋は平凡だが伏線とそれを取り巻く環境を細かく描写して読者を魅了する。
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