伊集院静氏は、30年余のキャリアを持つゴルファーだと知った。この書を読んで一番の印象は、「羨ましい限り」の一言である。ゴルフコースとは、何であろう。自然条件と名設計家による芸術作品であると同時に、ゴルフを愛する人間の弛まないメンテナンスを必要とする、この意味でゴルフコースは生きているという。コースからの、「囁き」が聞こえてくるようになれば、一人前かも知れない。以前ロスアンジェルスにいったが、ロス周辺のコースしか行かなかった。この書で紹介している一番の印象に残ったのは、メキシコのロスカボスであった。サンディエゴのラコスタリゾートでゴルフを堪能し、ロスかボスへ向かうリゾートゴルフを満喫する旅を是非して見たいと思う。
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