日曜日, 3月 25, 2012


トレヴェニアン著「シブミ」下巻を読んで。
ケービングを趣味とするヘルの地底深く探検する様子が詳しく描写される。アラブの石油組織そして米国CIAも傘化に置く殺人組織マザー・カンパニーの追っ手が、ヘルに近づく。後半は、最後まで一気に読ませる迫力がある。著者は言う「賢明な人間は自分の望み自分の持ち物のレベルまで下げることによってバランスを保つ」とは蓋し名言だ。

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