黒川博行著「海の稜線」、船舶事故を主題に殺人事件を捜査する大阪府警の深町班、3人の刑事中に東京から東大出のキャリア荻原警部補片や生粋の大阪人の総田こと総長と文田ことブンさんが執拗に犯人を追う。高速道路での車両の炎上で2人の男女が丸焦げになる事件が発生した。さらにアパートでの男女死体と事件は重なり迷宮の中へ。だがひょんなことから高速道路で炎上した死体の女性から端緒を得て事件は大きく展開する。大阪人と東京人との文化の対比やら軽快なやりとりと読者を楽しませくれる著者の作品はプロットとともに素晴らしい。
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