IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
木曜日, 11月 29, 2018
京極夏彦著「百器徒然袋 雨」、
物語に出てくる登場人物が実にキャラクターが濃くて異色だ。榎木田礼次郎という名の探偵もまたしかり彼は元子爵の息子の設定、他に下僕と呼ばれる人物達、中禅寺という名の古書塒と私との丁々発止が面白く、そんな中で事件の依頼が持ち上がる。プロットも良く練られていて一気読みの態だが、中編を3篇も含む700頁にものぼる超大作である。エンターテインメント小説的ミステリーとでも形容する面白い作品だ。
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