松本清張著「熱い絹 上」
松本清張著「熱い絹 上」、軽井沢の別荘で殺害されたフランシス・ウィルバー事件を廻り、長野県警の捜査一課長長谷部は捜査に乗り出す。殺害された彼女の兄ジェイムス・ウィルバーは、タイのシルク王と呼ばれ莫大な財産を有する資産家であった。しかし彼はマレーシアのキャメロンハイランドの別荘から忽然と姿を消した。そんな折夏季の間、骨董屋にバイトしていた佐久出身の高橋不二夫青年が蝶採取旅行中キャメロンハイランドで殺害された。長谷部は村田と警察庁の通訳警官と三人でキャメロンハイランドに向かった。ICPOの取り決めで軽井沢殺害されたフランシス事件と高橋青年殺害の情報を交換するためだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿