松本清張著「黒の回廊」、ヨーロッパを周遊する女性のみの団体ローズ・ツアーを企画した王冠旅行者の添乗員、門田そして旅先で講師を務める江木奈岐子、彼女は旅行作家である出発直前となって江木は急な要件で辞退し代わりに土方悦子を推薦する事態となったが、ツアーは無事出発できた。アンカレッジからロンドンそしてスコットランドと、湖の畔の宿に着いたその夜事件が起きた。旅行者の2人の女性が溺死体で発見され地元警察とスコットランドヤードが動き真相解明に当たった。そして犯人は過去の忌まわしい経歴が暴露された。ヨーロッパの旅情を感じさせるミステリーだ。
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