IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
水曜日, 12月 29, 2021
真山仁著「トリガー 下」、韓国のスーパースターであり検事そして現大統領の姪のキム・セリョンが凶弾に倒れ、日本・韓国双方の捜査が開始されたが、北朝鮮及び米国と日本の防衛システムを揺るがす民間の軍事受託会社に防衛を委ねるそしてそのカネをばら撒き覇権を競う軍事会社の陰謀と目まぐるしく展開する物語は圧巻である。スパイ小説として一読に値する価値を本書は提供してくれる。著者の周到な調査と思考の上で組み立てられたプロットは圧巻である。
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