ヴァン・ダイン著「グリーン家殺人事件」、大金持ちの邸宅グリーン家には、当主は既に他界しその妻は中風で臥せっている、息子二人と女性が二人そして養女が一人と言った家族構成である。ある夜長女が何者かに射殺された、検事のマーカムと部長刑事のヒースそしてヴァンスが捜査に乗り出した。しかし次に長男のチェスターも射殺され事件は手掛かりさえも無く迷宮を彷徨い捜査の進展も期待できない状況だった。長男に続いて次男とグリーン家を構成する者たちが次々と殺害されてゆく。そしてヴァンスが発見したのは過去の書物犯罪便覧にあった事件の概要とそっくりだときずき事件の真相が明らかにされた。本書はミステリー小説傑作古典だ。
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