桐野夏生著「夜また夜の深い夜」、主人公マイコと七海という女性同士の文通が主体となって物語は進んで行くマイコの極貧の状態からナポリの貧民街から家出してマンガカフェに潜り込んで人生の展望が開けたような強烈なインパクトを彼女に与えた。そのごアナとエリスと知り合い盗みlを繰り返しながら地下の洞窟で暮らすハメに。プロットは全く予想できない結論に行きつくそしてマイコの生き方を提示するどんなに極貧の状態での中でも精神的には清貧で希望を持ち友達との友情を育むその生き方にその強さに感動する。著者の作品は翻弄されて、最後まで展開が読めない面白さがある。