火曜日, 1月 30, 2024

笹沢佐保著「見かえり峠の落日」、著者の股旅物は今回初めてである。都合5篇の短編集であって、興味深いのは物語の背景が私の住む群馬県あり知れた地名が頻々と出てきて興味深いものがある。渡世人の悲哀と旅行く姿は正に人生を生きる男の世界を哀愁と共に描かれている。当時の時代背景は良く調査されていて勉強になる。

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