IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
木曜日, 8月 31, 2006
異邦人 を読んで。
カミユの異邦人を読んだ。以前読んだ記憶があるが定かではない。「きょう、ママンが、死んだ。」で始まるムルソーが、死刑囚として死と直面して行く。神を否定し、現実にある全てのものをあるがままに肯定するムルソーは、
カフカの「変身」
のグレーゴリとは異質なものだ。「人生は生きるに値しない」というムルソーは、サルトルの実存主義とも違うように思う。
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