IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
金曜日, 12月 01, 2006
江戸川乱歩全集 第4巻 孤島の鬼 を読んで。
この巻には、「孤島の鬼」と「猟奇の果」が収録されている。ときに奇形児を扱った孤島の鬼は息もつかせぬ展開の迫力があり、非常に面白い。併読しているJ・リーヴァーの「ボーン・コレクター」にも引けを取らぬ面白さがある。「猟奇の果」は乱歩が、雑誌に連載するスタイルで何とか明智小五郎を登場させて、繕うような格好と体裁が読み取れてしまうが、それなりに面白い。数巻読んだ中では、この全集第4巻がベストであり、推薦したい。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿