IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
水曜日, 1月 17, 2007
ララバイ を読んで。
チャック・パラニュークの「ララバイ」は、私にとって2冊目の本である。ニューヨークの世界貿易センタービルのテロリストによる破壊は、米国知識人や作家に多大な影響もたらしたと言える。混沌、まさに混沌とした時代を象徴する事件であった。ちょうどこの時に書かれたと言う。殺人、暴力、家庭の愛、そして愛と崩壊が、焼けこげた死体、土の中に埋没する屍、世界を救う道はあるのか?日常というものの崩壊がここにある。
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