金曜日, 10月 29, 2010

ドン・ウィンズロウ「高く孤独な道を行け」を読んで。

ストリートキッズから3作目にあたる本書は、やはりニール・ケアリー青年探偵が活躍するミステリーだ。前作は、中国は四川省を舞台だったが、米国に戻り場所はカリフォルニアだ。幼児誘拐事件とその奪還依頼を受けた組織が、中国でのミッションを終え休暇中のケアリーに命がくだる。ユダヤ排斥、キリスト教同一同盟とのネバダの峡谷で繰り広げる死闘を交え、シリーズの味を存分に楽しめる。

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