日曜日, 1月 01, 2012

D・Mディヴァイン著「三本の緑の小壜」を読んで。

英国人ミステリー作家である著者の書は初めてだ。英国の田舎町で連続殺人事件が発生する。登場人物の心理描写を中心に事件を追う青年医師、医師を取り巻く人物をもその心理描写は細かい。最終頁まで、読者を導くプロットはそれなりだが、少し退屈気味になる。そして結末は、あっけなく幕を閉じる。2012本格ミステリーベスト第一位と言われた本書は、私の中では今一の感が否めない。

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