月曜日, 6月 28, 2021

綾辻行人著「人形館の殺人」、京都は北白川に建つ古風な洋館それが人形館と呼ばれる館だ。その館に住まう飛龍想一は画家であり死亡した母の妹と二人暮らしだが、洋館側には借家人の二人、さらに祖父の時代からの年老いた管理人夫婦が住んでいる。想一の過去実際に起こした犯行と現実的送付される死を予感される封筒、これらが複雑に絡み合い事件の真相へと。過去の著者の館シリーズでは考えられないプロットが待っている少しドギマギして読んだ。

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