M・W・クレイヴン著「ストーンサークルの殺人」、英国ダガー賞に輝いた長編ミステリーだ。ストーンサークルでの老人の杭に繋がれた焼死体、地元警察署の警部ポーは休職中だったが、捜査に引っ張り出され上司フリンとともに捜査にあたることに。本格始動した捜査でポーが指名した女性ブラッドショーは天才児だったが引っ込み思案で虐められる性格の持ち主、彼女とポーのタッグは本書を楽しませてくれたもう一つの魅力だ。捜査は26年前の男児売買まで遡りそこから一つ一つ手繰り寄せ事件解決へと。最後には現役警察官でありポーの友人だった男が犯人と解る。
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