日曜日, 10月 30, 2022

川田弥一郎著「白く長い廊下」、病院勤務の外科医窪島典之は、手術を終え病棟に行く途中で息を詰まらせ死亡した患者に死亡の原因に不信を抱き独自に調査することにした。そして死亡した患者の妻から訴えられ総額一億円もの賠償を請求され草角会長らも腐心して支払いに応じたのであった。調査は薬剤師のちずると共に二人で行う過程で発見したのは看護師の榊田十和子の存在だった、患者の運搬途中で患者に注入している管の栓を捜査して死にいたる措置をしたことが分かった。患者の妻良美と榊田は繋がっていたのだ、作家が医師だけに専門用語や病院内の事情も交えリアリティに富んだミステリーだ。

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