IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
日曜日, 2月 26, 2023
東野圭吾著「悪意」、著名な売れっ子作家が殺害された、その犯人を見破ったのは加賀恭一郎刑事だった、彼は数年前まで犯人と同じ中学校で教鞭をとっていた。犯人が既に分かっていてその動機を探すというのが本書の主眼である。話は中学校時代まで遡り犯人の行動性格情動まで明らかにしようとする加賀の捜査は人間の持っている何でもな悪意の正体を見つけ出す為だった。癌に犯され長くない人生を前に犯人野々口がとった行動は過去の柵を断ち切り嫉妬に狂いその全てを被害者一人に向ける直向きな殺意だった。
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