逢坂剛著「裏切りの日日」、
警視庁公安一課係長である桂田渉警部補と浅見刑事とのコンビで事件にあたっていた。右翼のフィクサーと知られる東山に告げられたのは脅迫状が舞い込んだという知らせで明らかに左翼からの物だった。桂田の過去は女房に浮気され離婚した悲しい過去そして一人娘をこよなく愛するそんな一面のする男で浅見には尊敬心も芽生えていた。そして事件が発生暴漢がビルを占拠して、かつバルコニーに出た東山がライフルで射撃を受け死亡するといった事件が重なり警視庁の監察官が動いた。桂田は大物政治家の意向及び密命を受けたスパイとして東山に接近して殺害されるというオチだ。ミステリーとしてはプロット伏線といい良く練られた展開に
なっている。
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