土曜日, 4月 29, 2023

湊かなえ著「落日」、日の入りそんな落日を見通せる場所が、幼い頃住んでいた山の中腹、鉄塔の下そこが真尋の思い出の出発点だ。脚本家助手の真尋が書こうとする脚本の現場は笹塚町での一家殺害事件だ。そして真尋の姉千穂と絡んだ一家殺害事件そして書く上での調査をしてゆく内に絡んでいた事実が見えてくる。それは悲しい出来事絡まり合う人間の切なさを見事にプロットとして確立し伏線にも描写の巧妙さを感じる作品だ。

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