土曜日, 4月 29, 2023

阿津川辰海著「紅蓮館の殺人」、館・紅蓮館に住む大人気作家財田雄山、高校生の二人、葛城と田所彼葛城は高校生ながら名探偵と呼ばれる存在だった。彼ら二人は合宿と称して二人山に登りそこで草原の山火事に出会い逃れて紅蓮館に辿り着いたそこには雄山はじめ息子と称する二人そして他に3人いた。彼らの中で遂に殺人事件が起きた雄山の娘つばさが動力で動作する吊り天井で圧死させられ殺害された。この事件を巡り葛城を始め事件捜査が開始され館にいる人間達の過去が葛城よって次々に暴かれてゆく、ここでの描写は尚早であり脈絡なく一人歩きしているようだ。全般的にプロットは平凡であり伏線は突然といった形で取り留めない描写でさらに冗長性は否めない。

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