火曜日, 10月 10, 2006

博士の愛した数式 を読んで。

主人公とその息子は、2人暮らしで主人公は家政婦である。家政婦紹介組合より数学博士の家へ派遣される。博士は1975年に交通事故に遭い、それ以来75年で記憶が停止したままである。かつ記憶が80分しか持続しないという。主人公と博士そして息子の3人が織りなす、日々の生活の中に著者の何とも言えぬ「やさしさ」「愛情」を行間から読み取れる。設定も奇抜だが、一気に読める面白さだ。また、余談だが数学についても、素数とか有理数とか勉強になる。

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