火曜日, 10月 24, 2006

江戸川乱歩全集第15巻 三角館の恐怖 を読んで。

相変わらず、乱歩らしいタッチで物語は進む。「青銅の魔人」と「三角館の恐怖」が収められている。青銅の魔人は少年雑誌の連載として書いた物語である。少年探偵団の小林少年の活躍である。昔の少年時代を思い出さずにはいられない。懐かしいの一言である。三角館の恐怖は、洋物を乱歩流に書き直したものだという。最終章まで犯人が判らないという推理小説の定番的物語である。

0 件のコメント: