金曜日, 10月 20, 2006

ホーキング、宇宙を語る を読んで。

宇宙は、どこから始まり何処へいくのであろうか。この壮大な理論物理学の世界へ望む科学者の理論を紹介しながら、あるいは想像主としての神との対峙を含め解説したこの本は宇宙の壮大無限性と人間の極小性を認識させる。改めてアインシュタインの「相対性理論」が持つ意味が如何に深く理論物理学に係わっているかも認識させられる。統一理論が、著者の言う今世紀20世紀には擁立できなかった。ビッグバンに宇宙の創造を提唱した著者は、今後どのような展開もって統一理論へと結びつけて行こうとしているのか。

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